BMWグループの純利益26%増、8年連続の増益 2017年通期決算

自動車 ビジネス 企業動向
BMW(ジュネーブモーターショー2018) (c) Getty Images
BMW(ジュネーブモーターショー2018) (c) Getty Images 全 6 枚 拡大写真

BMWグループは3月8日、2017年通期(1~12月)の決算を発表した。

画像:BMWブランドの主力車

同社の発表によると、MINIやロールスロイスを含めたグループ全体の総売上高は、過去最高の986億7800万ユーロ(約12兆9115億円)。前年の941億6300万ユーロに対して、4.8%増えた。

また、2017年通期の純利益は、87億0600万ユーロ(約1兆1390億円)。前年の69億1000万ユーロに対して、26%増と大きく伸びて、8年連続で最高益を更新している。

好決算の大きな要因が、好調な新車販売。2017年の世界新車販売は、BMW、MINI、ロールスロイスの3ブランド合計で、3年連続で200万台超えとなる246万3526台と過去最高。前年比は4.1%増だった。

BMWグループ取締役会のハラルド・クルーガー会長は、「8年連続で最高益を更新した。2016年以降、今後数年間で持続的に事業を成長させるために、数多くの戦略的決定を下してきた」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. 話題の日産の新型セダン『N7』がお目見え! 日本導入に期待せざるを得ない…ジャパンモビリティショー2025
  3. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る