乗り物の進化では当然? ヤンマーのサスペンションボート…ジャパンボートショー2018

船舶 エンタメ・イベント
ヤンマーのサスペンションボート(ジャパンボートショー2018)
ヤンマーのサスペンションボート(ジャパンボートショー2018) 全 18 枚 拡大写真

ジャパンインターナショナルボートショー、ヤンマーのブースではサスペンションボートが来場者の注目を集めていた。ボートが大きな波を超えるときに、ボート船体や乗員が受けるダメージを減らす、次世代の技術である。

【画像全18枚】

サスペンションボートは、「EX30B」の船体が、サスペンションを介して二つの小さなボートの上に乗っている。下の小さなボートが、まるでスキー板がゲレンデのこぶの上を滑る時のように動き、波の衝撃をキャビンに伝えない仕組みなのだ。

「クルマでは、コンマ何秒という速度を競う場面で無駄なく走ろうとすれば、エンジンの出力もさることながら、サスペンションは不可欠でしょう。そんな発想を取り入れた船のプロトタイプです」と担当者は話す。

会場では波を超えるときに船底でどんな動きをするのかのデモンストレーションもあった。

また、ヤンマーブースでは販売を開始したニューモデル『EX34』も展示された。V字ハルやフィンキールで、安定した走りと一クラス上の乗り心地をめざした「フィッシングクルーザー」だ。

《中込健太郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. コンセプトカーはいっさいナシ!前回とは180度違う、日産の展示から見えた「リアルへの追求」とは…ジャパンモビリティショー2025
  4. 自動車業界の“夢と現実” 日産、今期2750億円営業赤字見通し、トヨタは42車種128万台リコール[新聞ウォッチ]
  5. クルマ好きも唸るイベント満載!さらに進化した「ジャパンモビリティショー2025」の見どころとは?PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る