ルノー傘下のアルピーヌは、スイスで開幕したジュネーブモーターショー2018おいて、新型アルピーヌ『A110』の「GT4」を初公開した。
同車は、新型アルピーヌA110のGT4レギュレーションを満たすレーシングカー。アルピーヌのモータースポーツパートナー、「シグナテック」が開発を担当する。車両のメンテナンスなども、シグナテックによるサポート体制を敷く。
新型アルピーヌA110のGT4は、2018年後半、欧州で少数のエントリーによるレースを開始する予定。2019年シーズンからは、さらに参加チームを増やし、本格的なレースへと発展させていく。
新型アルピーヌA110のGT4では、室内の快適装備や内装材を省略するなどして、軽量化を追求。フロントリップスポイラーと大型リアウィングを追加し、エアロダイナミクス性能を向上させた。室内には、ロールケージが組み込まれる。
ミッドシップに搭載されるエンジンは、1.8リットル直列4気筒ガソリンターボユニット。市販車は最大出力252ps、最大トルク32.6kgm。GT4では、パワーアップを図る、としている。