初期型キハ183系引退記念の入場券を発売---駅ごとにゆかりの列車を絵柄に 3月15日から

鉄道 エンタメ・イベント
記念入場券に付けられる特製のロゴ。
記念入場券に付けられる特製のロゴ。 全 4 枚 拡大写真

JR北海道は、3月15日からキハ183系0・200番台(初期型キハ183系)の引退に伴なう記念入場券を発売する。

1980年代前半に登場した初期型キハ183系は、定期列車では札幌~網走間の特急『オホーツク』、旭川~網走間の特急『大雪』で運用されているが、3月17日に実施されるダイヤ改正では、函館~札幌間の特急『北斗』がすべて『スーパー北斗』化されることから、『北斗』に使用していた経年の若い500・1500番台ベースの車両が、『オホーツク』『大雪』へ回ることになった。

そのため、『オホーツク』『大雪』からは初期型キハ183系が撤退。札幌~旭川間の臨時特急『旭山動物園号』に使用されている車両も、3月25日の運行を最後に姿を消すことになっている。

ただし、グリーン車と普通車の合造車であるキロハ182形など、一部の車両は6月まで残る予定。

入場券は、北海道内の17駅で発売され、それぞれの駅ごとにゆかりのある初期型キハ183系使用の特急が絵柄になっている。

発売額は各駅170円(大人用のみ)。発売枚数の制限はなく、10月末まで発売される。なお、券番0001は、初期型キハ183系の保存を予定している安平(あびら)町へ寄贈されることになっており、一般への発売は0002番からとなる。

この発売に合わせて、初期型キハ183系で使われていた部品が当たるキャンペーンも実施。入場券に付いている応募票を郵送すると、合計100人に、枚数に応じて側面方向幕や正面愛称幕などが当たる。締切は11月1日(消印有効)。

また、関連商品として、入場券収集に便利なヘッドマークストラップ&ホルダー(1080円)や、クリアファイル付きコレクション台紙(1620円)が、北海道四季彩館などで発売される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  2. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  3. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  4. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
  5. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  6. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  7. メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
  8. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  9. [car audio newcomer]三菱 デリカD:5(神崎崇さん)by サウンドエボリューションログオン 後編
  10. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
ランキングをもっと見る