品質データ改ざんした材料を使った車の転売価格が下落した---神戸製鋼を提訴

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神戸製鋼所は、子会社とともに米国カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所に、品質データを改ざんしていた部材を使用していた自動車の所有者らから損害賠償を求めて提訴されたと発表した。

原告は、対象製品を使用して製造された自動車のリースや購入者。本来満たすべき引張強度、厚さなどの水準を満たしていない対象製品が自動車に使用されていたことが分かっていたら自動車のリース料を支払わなかったはずで、そうした対象製品が使用されていることによって自動車の転売価値が損なわれたなどとして、黙示の品質保証違反を主張している。

原告らは、同社のほか、自動車メーカーに対して損害賠償を請求するとともに、集団訴訟とすることを求めている。訴状の中では、裁判管轄の基準額である500万米ドルを超えるとされているものの、具体的な額は明らかにしていない。

同社では3月13日現在、正式な訴状の送達を受けておらず、同社らに効力を及ぼす訴訟手続は開始していないと認識しているとしている。

《レスポンス編集部》

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