VW乗用車ブランド、実質利益は77%増 2017年通期決算

自動車 ビジネス 企業動向
フォルクスワーゲン乗用車ブランドの2017年通期決算発表会
フォルクスワーゲン乗用車ブランドの2017年通期決算発表会 全 1 枚 拡大写真

フォルクスワーゲングループの主力ブランド、フォルクスワーゲン(乗用車)は3月14日、2017年の通期(1~12月)決算を発表した。

同社の発表によると、2017年通期の売上高は、前年比8%増の800億ユーロ(約1兆0480億円)。EBIT(支払金利前税引前利益)は、33億0100万ユーロ(約4325億円)。前年の18億6900万ユーロに対して、76.6%増加した。

大幅な増益となったのは、新車販売の好調による部分が大きい。2017年の世界新車販売台数はおよそ623万台。前年比は4.2%増と伸びた。

中でも、SUVの販売が好調。『ティグアン』は2017年、およそ72万台を全世界で販売。新型投入の効果で、前年実績に対して、およそ4割も増加している。

フォルクスワーゲン乗用車ブランドのヘルベルト・ディースCEOは、「我々は正しい方向に向かっている。2025年までに、世界のeモビリティリーダーになるための基盤を強化している」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  4. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  5. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る