488ピスタ にフェラーリ初、ソフトウェアでブレーキ制動圧を調整…ジュネーブモーターショー2018

自動車 ニューモデル モーターショー
フェラーリ 488 ピスタ(ジュネーブモーターショー2018)
フェラーリ 488 ピスタ(ジュネーブモーターショー2018) 全 7 枚 拡大写真

フェラーリは、ジュネーブモーターショー2018で発表した『488ピスタ』に、フェラーリの市販車で初めて、ソフトウェアでブレーキの制動圧を調整するシステムを採用すると発表した。

このソフトウェアは、フェラーリが開発したもの。このソフトによって、ブレーキキャリパーの制動圧を調整する「ラテラル・ダイナミクス・コントロール・システム」を装備する。

マネッティーノの「CT-OFF」設定では、フェラーリ・ダイナミック・エンハンサー(FDE)が利用可能。FDEは、サイドスリップアングルの予測値を含め、横方向ダイナミクスの変数を調整。このコントロールシステムは、コーナリングとコーナーを抜ける際に事前介入し、ブレーキキャリパーを軽く作動させる。

その結果、システムはサイドスリップアングルの変化を管理。高速走行時における横方向ダイナミクスの事前予測を可能とし、直感的な操作を可能にする。

フェラーリによると、FDEはスタビリティコントロールシステムではなく、性能を最大限発揮することを目的としたシステム。SSC 6.0システムにFDEを組み込むことで、継続的なオーバーステアにもより簡単に対処できる安心をドライバーにもたらす、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 3分で20万台受注!? シャオミの市販車第二弾『YU7』にSNSも大注目!「日系EVとは爆発力が違う」の声も
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  4. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  5. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る