キムコ、新製品や新サービスで積極姿勢をアピール…東京モーターサイクルショー2018

モーターサイクル 新型車
キムコ(東京モーターサイクルショー2018)
キムコ(東京モーターサイクルショー2018) 全 14 枚 拡大写真

キムコジャパンは東京モーターサイクルショー2018で、積極的な姿勢をアピールした。目玉となったのは、開幕直前にワールドプレミアした「iONEX」。しかしそれ以外にも、新製品や新装備、コンセプトモデルなどが目白押しだった。

新モデルとしては、昨年11月に発表されたばかりの『XCITING S 400』(エキサイティングS400)が日本初公開。これは『XCITING 400』の後継となるマキシスクーターで、「あらゆる面でエキサイティング400の性能を上回っている」という。クラス最高のエンジン出力といった走行面だけでなく、スクーターとして初めてDRL(デイタイムランニングライト)を搭載するなど、安全面でも先端をゆく装備が与えられている。

また、スマートメーター「noodoe」(ヌードー)にナビゲーション機能が追加され、メータークラスター中央のディスプレイにナビゲーション画面が表示されるようになったことも注目点。乗車前にスマートフォンのアプリで行き先や立ち寄る地点を登録しておけば、ブルートゥースで車体と通信。移動中はスマートフォンに触れることなく経路案内が受けられる。以前のヌードーを搭載している車両でも、スマートフォン経由でアップデートすればこの機能が使えるようになるという。

このほか、発売を目指して開発が続けられている『Cシリーズコンセプト』も、来場者から大きな注目を集めていた。このコンセプトモデルは、長距離ツーリングでの快適性と実用性を求めるライダーに向けたマキシスクーターの提案。驚くのは、ほぼ同じフレームを採用しながら2輪の『CV2』、3輪の『CV3』という2モデルを展開していることだ。

また脱着可能なルーフを用意しているというのもユニーク。キムコでは「アドベンチャーツアラーのマキシスクーター」と表現している。会場では発売時期や価格を尋ねる人が多く見られたが、どちらも未定とのこと。ただしメカニズムは日本でも発売中の『AK550』をベースにしているということで、近いうちに発売される可能性はかなり高そうだ。

《古庄 速人》

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