「ゼロエミ・バイクと呼んで」 小池都知事、EV/FCバイクと駐車場整備を推進する方向性...東京モーターサイクルショー2018

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EV/FCバイクを「ゼロエミ・バイク」と呼んで関心を高めて...小池都知事が東京モーターサイクルショーに登壇
EV/FCバイクを「ゼロエミ・バイク」と呼んで関心を高めて...小池都知事が東京モーターサイクルショーに登壇 全 3 枚 拡大写真

「バイクはエコな乗り物として、国会議員時代から推奨してきた」。小池百合子東京都知事が25日、東京モーターサイクルショー2018のステージに立ち、環境や駐車場整備について語った。

「安全に気をつけて、環境にも配慮して、ぜひ“ゼロエミ・バイク”と呼んで下さい」。小池氏が登壇した先には、今年発売予定のホンダ『PCX』の電動バイクとハイブリッドバイク、テレビ番組でも話題のヤマハ『E-Vino』、今年の東京マラソンでペースメーカーとなったBMWモトラッドの『C evolution』が並ぶ。それらのバイクに視線を送りながら、環境へ関心をライダーにも高めてもらいたいと訴えた。

来年度東京都は、マンション駐車場向けのEV充電設備の補助事業を展開し、EV普及の後押しをする。二輪車についても「これまでのガソリンとは違うエネルギーで走るかっこいいバイクもあるということを、いろいろな場面でお披露目をしようと思っている」、「世界の競争と共に、ゼロエミバイクがますます活躍してくれるといいと、メーカーにも期待する」と、述べた。

また、対策が進まないバイクの駐車場整備についても言及。「これ(駐車場整備)は、昔から要望をいただいている。ちょっと止めておいたら、すぐに切符を切られた、これでは乗れないという声も聞いている」と、整備の必要性を認識していることを示し、「東京都は二輪車の駐車場の確保に、これからしっかり努めていきたい」と、都の方向性を示した。

都内の二輪車違法駐車摘発件数(放置駐車確認標章取付件数)は全国で最も多いが、駐車場整備を促進する条例は、全く制定されていない。

《中島みなみ》

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