ダイムラーと中国BYD、航続500kmの新型EV発表…最新コネクト採用

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新型EVのデンツァ500
新型EVのデンツァ500 全 5 枚 拡大写真

ダイムラーと中国BYD(比亜迪)が立ち上げた新ブランド、「デンツァ」(DENZA)は3月26日、新型EVのデンツァ『500』を中国で発表した。

ダイムラーとBYDは2010年、技術提携を発表。2010年5月には、中国でEVを共同開発することを目的に、合弁会社の「深センDENZAニュー・エナジー自動車」を設立した。

デンツァは、両社の合弁会社が中国で現地開発し、中国市場だけで販売するEVに特化したブランドの名称。ダイムラーの持つ豊富な自動車開発のノウハウと、電池大手のBYDのバッテリー技術を融合したEVを共同開発する。

今回発表されたデンツァ500は5ドアハッチバックの小型EV。5名乗りで、実用的な空間を備える。EVパワートレインの詳細は公表されていないが、新型バッテリーと軽量化によりエネルギー効率が向上した効果で、1回の充電での航続は最大およそ500kmの性能を備える。

外観は、「タイガーアイ」と呼ばれるLEDヘッドライトとLEDテールランプが特徴。インテリアには、9インチのタッチスクリーンが装備される。最新のコネクテッドサービスとして、充電ソリューションとスマートフォンアプリケーションを用意。このアプリケーションはナビゲーションシステムを介して、中国全土の11万2000か所以上の充電ステーションの情報を表示する。

《森脇稔》

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