ボルボカーズ、吉利の「つながる」新ブランド車を生産 2019年後半から

自動車 ビジネス 企業動向
ボルボカーズのベルギー工場
ボルボカーズのベルギー工場 全 1 枚 拡大写真

ボルボカーズは3月26日、親会社の中国浙江吉利控股集団(ジーリーホールディンググループ。以下、吉利)の新ブランド「Lynk & Co」車を、ボルボカーズのベルギー工場で2019年後半から生産すると発表した。

Lynk & Coは2017年春、中国で開催された上海モーターショー2017で発表。世界で最も進んだコネクテッドカーブランドを標榜。また、新たなシェア形態を基本にしたビジネスモデルとなり、オープンデジタルプラットフォームをベースに自動車を生産するなどの特色がある。

同ブランドの第一号車として登場したのが、『Lynk & Co 01』。ハイテクを装備したSUVで、ボルボカーズの新世代小型車用車台、「CMA」(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャ)を共有して開発された。

ボルボカーズはこのLynk & Co車を、ボルボカーズのベルギー工場で2019年後半から生産する計画。ベルギー工場の生産コスト、雇用、生産能力にプラス効果をもたらし、ボルボカーズとLynk&Coの両者が使用するCMAに関連して、さらなる経済効果を生み出すという。

ボルボカーズのベルギー工場では現在、『XC40』、『V40』、『V40クロスカントリー』、『S60』を生産。ジュネーブモーターショー2018で発表された新型『V60』の生産も行う予定。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  5. EVになったメルセデスベンツ『GLC』新型、欧州受注開始…約1260万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る