ドリフトタクシーで福島へ観光誘致…バンコクモーターショー2018

自動車 ニューモデル モーターショー
エビスサーキット・ドリフトタクシー(バンコクモーターショー2018)
エビスサーキット・ドリフトタクシー(バンコクモーターショー2018) 全 17 枚 拡大写真

2013年7月の観光目的における日本へ訪れるタイ人のビザ免除処置以降、急激に増え続けているタイからの訪日観光客。そんななか、バンコクモーターショー会場に観光誘致のブースを出しているのが、福島県だ。そして出展の目玉が「ドリフトタクシー」である。

【画像全17枚】

ドリフトタクシーとは、見た目はタクシー風ながら中身はドリフト仕様に改造されたセダンにお客さんを乗せてドリフトしながらサーキットや峠道風のコースを走るアトラクション。普段は福島県にある「エビスサーキット」でおこなわれているが、今回はタイへ出張持ち込みしているのだ。

バンコクモーターショーでは、会場に隣接する試乗会場で日本から持ち込んだドリフトタクシーに来場者を乗せてドリフト走行。プレスデーはマスコミ関係者向けの体験試乗がおこなわれた。

プレスデーの日に走ったのは、110系のトヨタ『マークII』をベースにオレンジ色にしたタクシー。リヤシートにフルバケットシートを取り付けたドリフトマシンはなかなかお目にかかれない。

「熱い気候に合わせて、タイヤを冷やすために水を吹き付けるウォータースプレーを強化してきました」

というのは、ドライバーを務めたエビスサーキットの熊久保信重さん。車両はこのほかにもう1台が現地に向けて搬送されており、一般公開日中の4月2日から7日までは計2台のクルマと3人のドライバーでトータル2000人のお客さんをドリフト体験させて福島県への来訪をPRする予定。ちなみにドリフト走行中はタイヤの消耗が激しいので、日本からタイヤ(アドバンフレバ)を140本持ち込んで、現地で組み換えをしながら挑む。コンクリート舗装の路面が予想以上にタイヤへの攻撃性が強く、タイヤの消耗を抑えるために本場のドリフトタクシーに比べると抑え気味ではあるが、ドリフト初体験の人を楽しませるには十分すぎるほどの楽しさだ。

「ドリフトは日本発のモータースポーツで、エビスサーキットには年間約1000人の外国の人が海外からドリフト走行を練習しに訪れます。その多くの人は1週間から10日程度滞在してドリフト走行を習得するのですが、宿泊や食事などサーキット外の施設を利用するので地元への経済効果もしっかり生んでいますよ」(熊久保さん)

日本発のクルマ文化で観光PRをするモーターショー会場での試み。今回の出展は福島県観光交流局のバックアップによるもので、モーターショー主催者とのジョイント企画で実現した。ちなみにドリフトタクシーは昨年、NHKのニュースでも日本各地のインバウンド戦略の取り組みのひとつとして紹介されている。

《工藤貴宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. プジョー、シトロエン、DS、7車種1万4000台をリコール…3月掲載のリコール記事まとめ
  2. 「普通自動車免許で乗れる」新型ハーレーが日本初公開「二輪免許なくてもハーレーの世界観を」…東京モーターサイクルショー2026
  3. 安東弘樹氏が体感!ソフト99「G’ZOX」最上位『ハイモース コート ヴェリス』で体感した“別次元”の艶と撥水PR
  4. 【日産 アリア 1500km試乗】雪国でわかった“安楽移動体”の真価と、高価格BEVとしての意外な弱点
  5. フランス3ブランドの7車種1万4000台をリコール …過熱によりDPF破損のおそれ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る