トヨタとスズキ、インドでハイブリッド車などの相互OEMで基本合意

自動車 ビジネス 海外マーケット
スズキ・バレーノ
スズキ・バレーノ 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車とスズキは3月29日、インドでハイブリッド車などの相互OEMに向けて基本合意したことを発表した。

トヨタとスズキは2017年2月の業務提携に向けた覚書締結以降、「環境技術」「安全技術」「情報技術」「商品・ユニット補完」などに関して、具体的な協業の実現に向けた検討を進めてきた。その一環として2017年11月に、インド市場に2020年頃に電気自動車(EV)を投入するための協力関係構築に向けて検討を進めることで合意。さらに今回は、両社の商品ラインアップを強化しつつ、インド市場における販売競争の活性化に向けて、ハイブリッド車などの相互供給を行うことに基本合意した。

具体的には、スズキからトヨタへ『バレーノ』『ビターラ・ブレッツァ』を供給し、トヨタからスズキへは『カローラ』を供給し、両社の現地子会社が販売する予定。生産過程では、インド政府の推進する「Make in India」に則り、両社ともできる限り部品の現地調達に務める。なお、供給開始時期や台数規模、車両スペック、供給価格などの詳細については、今後両社で検討を進めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  3. 山陽道・福山SAにガシャポン専門店、中国地方初 7月18日オープン
  4. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る