北海道の7空港の運営を一括で民間委託へ 2020年から

航空 行政
旭川空港
旭川空港 全 2 枚 拡大写真

国土交通省は、旭川市、帯広市、北海道とともに、北海道内7空港を2020年に民間に運営を一括委託する。30日、発表した。

【画像全2枚】

国管理空港が新千歳、稚内、釧路、函館で、特定地方管理空港が旭川、帯広、地方管理空港が女満別。民間のノウハウを活かして北海道内7空港の利用促進・サービス向上を図るため、一括運営委託する。北海道内7空港を一体として運営を民間に委託するというこれまでにない取り組みとなる。

運営を民間に委託するための事業概要を定めた「実施方針」を策定した。それによると事業期間は30年間で、不可抗力などによる延長を含めて最長35年。事業範囲は空港運営等事業、ターミナルビル事業、駐車場事業など。

国は公募で運営権者を選定し、運営権者は滑走路などとターミナルビルを一体的に運営する。国は、公共施設など運営権を設定し、運営権者から運営権の料金を収受する。

2019年7月ごろに優先交渉権者を選定し、同年10月ごろに実施契約を締結、2020年1月に7空港一体のビル経営を開始、同年6月から順次、滑走路の運営を移行する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. デザインを4割が評価、読者の感情:スズキ『クロスビー』改良新型…価格上昇に戸惑いも
  4. BMW『X5』次期型のデザインが判明! トヨタと共同開発の水素エンジンなど搭載
  5. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る