ホンダ 尾高執行役員「職場に早く、安心して復帰」---和光市に2番目の従業員向け保育施設

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ホンダ わいわいがーでん(和光市)
ホンダ わいわいがーでん(和光市) 全 4 枚 拡大写真

ホンダは3月30日、埼玉県和光市の同社和光ビル敷地内に2番目となる従業員向け保育施設を設置し、開園式を開いた。多様な人材が活躍できるダイバーシティー推進の一環として開設したもので、従業員の柔軟な働き方やキャリア形成を支援する。

開園したのは企業内託児所の「わいわいがーでん」で、和光ビルの敷地内約2600平方mを活用し、約550平方mの建屋を完成させた。定員は30人で、0歳から小学校入学前までの児童を受け入れる。新年度の4月にまず20人が入園する。施設にゆとりがあり、定員は45人まで増やすことが可能という。常駐する看護士を含め10人の保育スタッフが従事する。

開園式に出席したホンダ執行役員の尾高和浩人事・コーポレートガバナンス本部長は、「当社の育児休職は最長3年と長いが、変化が激しい今日では3年も会社を離れると仕事の内容が変わってしまう。託児所によって早く職場に復帰し、安心して働ける環境を整え、従業員のキャリア形成を断絶させないように支援したい」と、開設の狙いを述べた。

ホンダは昨年3月には、同社では初めてとなった従業員向け保育施設を研究開発部門などが立地する栃木県宇都宮市に開設しており、今回が2拠点目。今後の展開については今のところ具体的な計画はないものの、尾高本部長は「共働き世帯や待機児童が少ない地域では、すでに従業員が利用している保育サービスを補完する支援策なども検討したい」と、事業所ごとのニーズに応じた施策を講じる方針を示した。

《池原照雄》

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