VW、新型コンパクトSUVを生産へ…ブラジル工場に投資

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VWが新型コンパクトSUV生産に向けてブラジル工場に投資すると発表
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フォルクスワーゲンは、ブラジルのサン・ジョゼ・ドス・ピニャイス工場に20億レアル(約640億円)を投資すると発表した。新型コンパクトSUV、『T-クロス』の開発と生産準備に充当する。

フォルクスワーゲンは2016年春、コンセプトカーの『Tクロス・ブリーズ』を発表。フォルクスワーゲンが『ティグアン』の下に位置する小型SUVを提案したコンセプトカーで、『ポロ』サイズの小型SUV。ボディサイズは、全長4133mm、全幅1798mm、全高1563mm、ホイールベース2565mm。全長は、『クロスポロ』よりも、若干長い程度。

フロントマスクには、新型ティグアン同様、フォルクスワーゲンの最新デザイン言語を反映。メッシュパターンのグリルが、スポーティさを表現する。19インチのアルミホイールは、足元を力強く演出。パワートレーンは、直噴1.0リットルの直列3気筒ガソリンターボ「TSI」。最大出力110hp、最大トルク17.8kgmを発生する。トランスミッションは7速デュアルクラッチ「DSG」。車両重量は1250kg。0~100km/h加速10.3秒、最高速188km/hの性能を備えている。

フォルクスワーゲンは、このTクロス・ブリーズを市販する計画。今回のブラジル工場への20億レアルの投資は、市販モデルのT-クロスの開発と生産準備に充当される。なお、市販モデルは、2019年に前半に発売される予定。Tクロス・ブリーズのオープンボディを、クローズドボディに変更すると見られている。

《森脇稔》

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