スマート世界販売は10%減の3万台、EVは好調 2018年第1四半期

自動車 ビジネス 海外マーケット
スマート・エレクトリックドライブ
スマート・エレクトリックドライブ 全 5 枚 拡大写真

メルセデスベンツ傘下のスマートは、2018年第1四半期(1~3月)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は3万0726台。前年同期比は10%減だった。

前年実績には届かなかったものの、第1四半期の世界販売が3万台に届いたのは、今回が3度目。スマートによると、現行モデルの発売からすでに4年が経過しているにもかかわらず、堅調な販売実績という。

また、『フォーツー』と『フォーフォー』には、EVの「エレクトリックドライブ」を設定。このEVの販売は好調で、例えばドイツでは第1四半期、EVが牽引してスマと全体で2桁増を達成した。ドイツで販売されるスマートの3台に1台がEVという。

なおスマートは、2020年から全モデルを電動化する計画。まずは欧州と米国で、ガソリンエンジン搭載車の導入を終了し、EVに一本化。その後、全世界へこの戦略を拡大していく。

スマートの2017年の世界新車販売台数は13万5025台。前年比は6.5%減とマイナスに転じた。そんな中、中国は2017年、過去最高の2万3097台を販売。前年比は9.8%増と伸びている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカD:5』ついにフルモデルチェンジへ! 車名は「D:6」!? 2025年内発表か
  2. 日産『キャシュカイ』改良新型...日本のテイストを取り入れたデザインに[詳細画像]
  3. 初の電動化、6気筒エンジン復活など話題満載!ポルシェ『911』最新世代「6モデル」を一挙スクープ
  4. 「アルファード」フォロワー続々! 北京モーターショーで見た「衝撃の高級ミニバン」10選
  5. ポルシェの売上高と営業利益、過去最高を達成 2023年通期決算
  6. ランチア『イプシロン』、新型は電動プレミアム5ドアに…生産開始
  7. 総合商社恐るべし!? 伊藤忠がビッグモーター新会社へ社長・幹部ら50人超派遣[新聞ウォッチ]
  8. 【マツダ MX-30 ロータリーEV 新型試乗】走行レンジは900km!他のモデルでは叶えられない「面白い選択肢」…河村康彦
  9. [VW ゴルフ 50周年]第5世代は自信作、品質と快適性でクラスを超えた?
  10. メルセデスAMG GT 新型登場、高性能ラグジュアリーモデルの魅力とは?[詳細画像]
ランキングをもっと見る