高速道路でトラブル、路肩停止の危険性を360度VR動画で紹介 JAF

自動車 テクノロジー 安全
車の右側面に立ったドライバーから見た高速道路本線
車の右側面に立ったドライバーから見た高速道路本線 全 2 枚 拡大写真

JAF(日本自動車連盟)は、路肩停止の危険性を紹介する360度VR動画「高速道路編」を4月9日、ホームページと公式YouTubeアカウントで公開した。

【画像全2枚】

高速道路で事故や故障により、やむを得ず車を止めた際、本線上や路肩に出て、歩き回る行為は非常に危険。しかし、依然としてドライバーや同乗者が本線上や路肩で後続車にはねられる事故が多く発生している。

JAFでは、高速道路でトラブルに遭ったドライバーから救援依頼があった場合、安全な場所へ避難すること、車内に留まることの危険を伝えている。今回はリアルにその「危険」を体感してもらうため、開通前の東関東自動車道で360度VR動画を作成。高速道路の路肩に停止し降車した人の目線で、待機場所の良い例・悪い例を紹介する。映像では走行車両が接近してくる速度感と距離感をリアルに感じられるとともに、本線走行中には一見広そうに見える路肩の狭さも確認できる。

また、JAFでは高速道路上でのタイヤトラブルでドライバー自らによる交換作業は死亡事故に直結する大変危険な行為のため、絶対に行わないよう注意喚起も行っている。今回の動画ではタイヤ交換作業をドライバー自らが行った場合、走行車両から作業者(ダミー人形)がどのよう見えているかも確認できる。

動画はパソコンから対応ブラウザで、スマホなどでは対応アプリなどから視聴可能。また、VRゴーグルなどを使うと、あたかも高速道路上にいるかのような臨場感のある映像を見ることができる。

《纐纈敏也@DAYS》

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