日産自動車は、4月25日から5月4日まで開催される北京モーターショー2018にて、電気自動車(EV)のクロスオーバーコンセプト『IMx KURO』と新型『リーフ』を出展。さらに世界初公開となる新型EVの出展を予告した。
今回出展する新型EVについて、日産は画像など詳細は公開していない。中国市場の高まるEV需要に応えるとともに、日産および同社の中国における合弁会社である東風汽車の成長戦略にとって重要なモデルだという。さらに、「ニッサン インテリジェント モビリティ」の重要な柱のひとつであるe-POWER技術も同ショーに出展する。
一方、リーフは2010年に発売して以来、グローバルに累計30万台以上を販売し、現在世界で最も販売されているEV。新型リーフは、ニューヨークモーターショー2018にて、ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)の賞のひとつで最も環境性能に優れた1台に贈られる「ワールド・グリーン・カー賞」を受賞した。
中国初公開となるIMx KUROは、より安全、便利で、ワクワクするドライビングを提供することで、クルマがより身近で頼りになるパートナーとなることを目指したクロスオーバーコンセプト。日産が独自開発した「Brain to Vehicle(B2V)」技術を搭載し、ドライバーの脳波を測定・解析することで、常の運転時にも自動運転時においても、ドライバーの思い通りの運転を実現することを支援し、運転する楽しさを高める。
日産は、また、新中期計画「Nissan M.O.V.E to 2022」にて、小型商用車(LCV)事業における新型車第一号『テラ』を出展する。新型テラは、日産LCVの「どこにでも行ける(Go Anywhere)」を体現したフレームSUV。今春より中国を皮切りに、アジア各国で発売する計画だ。