2017-18年の冬タイヤ販売本数、寒波襲来などで前年比11%増 GfKジャパン調べ

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ブリヂストン ブリザックVRX2(参考画像)
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GfKジャパンは、全国のカー用品店、タイヤ専門店(メーカー系列を除く)、ガソリンスタンド、インターネットにおける2017~18年シーズンにおける乗用車用冬タイヤの販売動向を発表した。

それによると、2017-18年の冬タイヤシーズン(2017年8月~2018年2月)における乗用車用冬タイヤ販売は、本数が前年比11%増、平均価格は同6%増、総販売金額は同17%増を記録した。

2017~18年シーズンの冬タイヤ販売は、すべての月で前年の販売本数を上回ったが、出荷価格引き上げに伴う小売価格の引き上げ直前の8月は同275%増と大きく伸長した。8月のタイヤ全体販売に占める冬タイヤ本数構成比は、前シーズンが2%だったのに対し、2017~18年シーズンは7%へ拡大。店頭POPなどを通して早期購入を訴求したことも後押しとなった。さらに販売ピークの11月、12月も寒波の襲来と降雪により、同4%増、15%増と好調に推移。2月も同21%増と大きく伸長した。また冬タイヤの税抜き平均価格は、出荷価格引き上げなどにより前年から6%上昇し9800円。その結果、冬タイヤの総販売金額は同17%増を記録した。

サイズ別販売本数構成比で最も多かったのは155/65/14で、前年から2%ポイント拡大し16%を占めた。次いで195/65/15が12%、155/65/13が9%。上位3サイズの税抜き平均販売価格は、前年からそれぞれ5%、4%、3%上昇した。ただし、サイズの価格帯別販売本数構成比をみると、高価格帯が拡大する一方で、低価格帯も拡大。全体的には価格が上昇しているが、低価格志向も根強くあることがうかがえた。

《纐纈敏也@DAYS》

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