リコール総届出件数377万台、13年ぶりの高水準 2017年度

自動車 テクノロジー 安全
日産自動車九州(参考画像)
日産自動車九州(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は4月10日、2017年度(2017年4月~2018年3月)の自動車リコール総届出件数および台数(速報値)を発表。リコール件数は前年度比13件増の377件、台数は同814万6674台減の770万2340台だった。

リコール件数は2年ぶりの増加で、三菱自動車のリコール隠し問題で揺れた2004年度に次ぐ過去2番目の多さとなった。総届出件数の内訳は国産車が同20件減の204件、輸入車が同33件増の173件。輸入車については過去最高の届出件数となった。また、タカタ製エアバッグに関するリコール届出の総対象台数が同536万0825台減の85万7857台となったことにより、リコール総届出台数は、大幅な減少となった。

2017年度で対象台数が最も多かったのは、日産『ノート』他40車種の「完成検査が適切に行われていない」で110万4296台。2位はスバル『サンバー』の「発電機作動せずエンジン停止のおそれ」で62万2348台、3位はスズキ『パレット』他2車種の「ステアリング操作力増大のおそれ」で51万9651台だった。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 中国エリア初、「アルパインスタイル広島183」がグランドオープン
  2. 【ダイハツ タフト 新型試乗】ほどよい個性とさりげない行動範囲の広さがいい…島崎七生人
  3. ブリッツ、エンジン出力向上デバイス「パワコンX」発売、190車種以上に対応
  4. 「マジで来ちゃった!」中国ミニバンの日本導入発表に、SNSでは驚きの声「よく作り込んでる」「加速がすごい」など話題に
  5. 「ピンチな時に覚醒する日産」新型ティアナの大進化に、SNSでは「セダン復活」熱が再燃
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る