出光興産と昭和シェル、原油・需給部門や調達部門の執務室を一体化…経営統合に向け一歩前進

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出光興産と昭和シェルの環境安全部門(昭和シェルの台場フロンティアビル)
出光興産と昭和シェルの環境安全部門(昭和シェルの台場フロンティアビル) 全 2 枚 拡大写真

経営統合を目指している出光興産と昭和シェル石油は、シナジーの積み上げと人的融和の促進を目的に、両社の原油・需給部門、調達部門、環境安全部門の執務室を一体化すると発表した。

同じ執務室で両社合計約250人の社員が働き、日常的にシナジーを考える環境を作るのが目的。

両社は文化や仕事の進め方等の違いを相互認識して理解することを目的に、各階層でのワークショップを行い、これまでに約1800人の社員が交流してきた。昨年11月からは両社人事部門での相互出向、今年4月からは役員レベルの相互交流に拡大し、組織の融和・人的融和を図ってきた。今回、取り組みをさらに進化させ、一部部門での執務室の統合を実施する。

具体的な統合では出光興産の安全環境・品質保証部安全環境室と製造技術部調達センターが、昭和シェル石油台場本社へ移る。昭和シェル石油の供給部、原油船舶部、化学品事業部は、出光興産 (JPタワー本社)へ移る。

《レスポンス編集部》

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