ホンダ ベンリィ に改善対策、メインハーネス断線で走行中エンジン停止のおそれ

モーターサイクル 企業動向
ホンダ・ベンリィ(2016年)
ホンダ・ベンリィ(2016年) 全 2 枚 拡大写真

ホンダの中国における二輪車生産・販売合弁会社である五羊ホンダは4月12日、50ccバイク『ベンリィ』および『ベンリィ プロ』の電気配線に不具合があるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。対象となるのは2015年7月9日~2017年6月12日に製造された6706台。

メインハーネスとACジェネレータハーネスの固定位置が不適切なため、リヤサスペンションの伸縮によりハーネスのエンジン側クリップバンド部が屈曲することがある。そのため、そのまま使用を続けると、屈曲の繰返しによりメインハーネスやACジェネレータハーネスが断線。加速不良やスタータスイッチによるエンジン始動ができなくなり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止して再始動できなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、メインハーネスとACジェネレータハーネスを対策品と交換するとともに、固定位置を変更する。

不具合は73件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発覚した。
パソヤは、固定式オービスの情報サイト、移動式オービスを対象とした「移動式オービスガイド」を4…

《纐纈敏也@DAYS》

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