広島電鉄もICカードの「信用降車」を実施へ…グリーンムーバーLEX限定 5月10日から

鉄道 企業動向
2013年に登場した広島電鉄の超低床車両1000形「グリーンムーバーLEX」。2005年に登場した5100形「グリーンムーバーマックス」に次ぐ超低床車両で、現在、12両が在籍。2号線(広島駅~広電宮島口間)を除く全線で運行されている。
2013年に登場した広島電鉄の超低床車両1000形「グリーンムーバーLEX」。2005年に登場した5100形「グリーンムーバーマックス」に次ぐ超低床車両で、現在、12両が在籍。2号線(広島駅~広電宮島口間)を除く全線で運行されている。 全 2 枚 拡大写真

広島市の広島電鉄は4月16日、超低床車両の1000形「グリーンムーバーLEX」で、ICカード全扉降車サービスを5月10日から開始すると発表した。

広島電鉄ではこれまで、ICカードで乗車した場合、運転士がいる前位の扉からしか降車ができなかったが、降車時の移動距離を短くするため、1枚のカードを1人で利用する場合は、1000形限定で後位の入口扉からの降車も可能になる。

これはいわゆる「信用降車」というもので、富山市の富山ライトレールでは2006年7月からラッシュ時限定で実施されており、2017年10月からはすべての時間帯に拡大されている。

このサービス開始に向けて、1000形では正面と入口扉に「ICカード全扉降車車両」のステッカーを貼付。入口扉のICカードリーダーが順次1か所に変更となる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  5. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る