トヨタとレクサス、車車間通信技術を搭載へ 2021年から米国で

自動車 テクノロジー ネット
次世代の車車間通信技術のイメージ
次世代の車車間通信技術のイメージ 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車の米国部門は4月16日、2021年から米国で販売されるトヨタとレクサス車に、V2V(車車間)通信とV2I(路車間)通信テクノロジーを搭載すると発表した。

2021年から米国で販売されるトヨタとレクサス車には、最新のトヨタ「DSRC」(Dedicated Short-Range Communications)システムが搭載される予定。この5.9GHz帯の狭域通信を導入することにより、車車間通信や路車間通信が可能になる。

DSRC技術は、すでに米国の一部の地域に展開されており、位置や速度などの正確な車両情報をやりとりしている。この情報は、他のDSRC搭載車で使用され、衝突事故を防止するのに役立てられる。潜在的なリスク、信号、標識、道路状況など、リアルタイム情報をドライバーに配信する。

また、DSRCでは、携帯電話やデータネットワークは不要。そのため、DSRC搭載車両には、携帯電話事業者の料金がかからないという長所がある。トヨタは過去13年間、他の自動車メーカーや米国運輸省と協力して、DSRC のV2X通信技術を開発してきた、としている。
ポルシェ『911』現行モデル(991型)に、ついに「スピードスター」が設定され…

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る