川崎重工のモーターサイクル&エンジン事業は増収増益 2018年3月期決算

モーターサイクル 企業動向
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川崎重工業が発表した2018年3月期の連結決算は営業利益が前年同期比21.6%増の559億円と大幅増益となった。

米国車両案件の採算悪化などに伴う車両での悪化や、航空宇宙の減益があったものの、精密機械での増益や船舶海洋の改善効果で営業増益となった。

売上高は前年同期比3.6%増の1兆5742億円と増収だった。プラント・環境が減収となったものの、精密機械やモーターサイクル&エンジン事業、ガスタービン・機械が増収だった。

モーターサイクル&エンジン事業での二輪車・四輪車・PWC、汎用エンジンの販売台数は同3.7%増の56万台だった。先進国二輪車が横ばいの15万2000台だったものの、新興国二輪車が同6.5%増の34万2000台と順調だった。

ただ、事業売り上げでは、新興国二輪車が減収、先進国二輪車が増収となった。売上高は四輪車、汎用エンジンも増収だったことから同5.9%増の3316億円だった。営業利益は増収の効果で同29.9%増の152億円と大幅増益となった。

同事業の2019年3月期の業績見通しは円高などの影響があるものの、先進国二輪車や汎用エンジンの販売増で売上げ、利益ともに前年並みを予想する。

《レスポンス編集部》

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