トヨタ、米国工場を刷新へ…TNGAベースの カローラ 新型の生産準備

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トヨタの米国ミシシッピ工場
トヨタの米国ミシシッピ工場 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車の北米部門は4月26日、米国ミシシッピ工場に1億7000万ドル(約185億円)を投資し、同工場を刷新すると発表した。

今回の投資は、「TNGA」をベースとした新型『カローラ』の生産に備えるのが目的。TNGAとは、トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャの略。トヨタが全社を挙げてグローバルに取り組む車づくりの構造改革を指す。パワートレーンユニットやプラットフォームなどを一新し、全体の適性を考え新開発することにより、車の基本性能や商品力を飛躍的に向上させることを狙う。

米国ミシシッピ工場では、今回の投資を生かして、より先進的な車両をより効率的に生産するとともに、市場のニーズにより適切に対応するために、現在の生産ラインを刷新する。

また、同工場では、TNGA導入に加えて、カローラの生産能力の増強に対応するため、今後1年間におよそ400名の新規雇用を創出する、としている。

《森脇稔》

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