異なる自動車メーカー間で5Gの車車間通信デモを実施へ アウディやフォードモーターなど

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5GAA(5Gオートモーティブ・アソシエーション)の公式サイト
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5GAA(5Gオートモーティブ・アソシエーション)、アウディ、フォードモーター、クアルコムは、異なる自動車メーカーの車両間での「C-V2X」(セルラーV2X)のデモンストレーションを、世界で初めて行うと発表した。

5GAAは、5G通信ソリューションの開発やテストを行う団体。5G通信ソリューションの標準化を促進し、社会的ニーズに対処するために、商業的な可能性とグローバルな市場浸透を加速することを目的とした複数業種にわたる連合組織となる。

5GAAは主に、自動車メーカーとテレコム業界とを結合し、未来のモビリティと輸送サービスのためのエンドツーエンドのソリューションの開発を目指す。自動車メーカーでは、アウディ、BMWグループ、ダイムラー、フォードモーター、ジャガー・ランドローバーが参画している。

今回、5GAA、アウディ、フォードモーター、クアルコムは、異なる自動車メーカーの車両間での「C-V2X」(セルラーV2X)のデモンストレーションを、世界で初めて行うと発表。セルラーV2Xは、車車間・路車間通信テクノロジー。車両に搭載されたミリ波レーダーやレーザースキャナー、カメラシステムなどのセンサー技術を補完し、広い通信範囲やクラウド通信を利用して、車両の通信能力の向上を図る。

5GAAでは、今回のデモンストレーションを通じて、C-V2Xを2020年ごろまでに実用化していく、としている。

《森脇稔》

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