【SUPER GT 第2戦】スバル 、ニュルブルクリンク24時間と2週連続優勝を狙う

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
BRZ GT300
BRZ GT300 全 15 枚 拡大写真

SUBARU(スバル)は3日、SUPER GT第2戦が行われている富士スピードウェイのイベントスペースで、トークショーを開催した。SUPER GTと翌週に控えるニュルブルクリンク24時間レースと2週続けて優勝を目指すとトークショーで語った。

毎年ゴールデンウィークに開催されるSUPER GT第2戦の富士スピードウェイ。今年は鈴鹿での1000kmレースが開催されないこともあり、この「FUJI GT 500kmレース」がシーズンで最長となる。

予選日は朝から雷雨と風、雨が止んだあとは霧が発生し、公式練習走行がまるまるキャンセルとなった。マシンのセッティングなど各チーム全く走行ができず、一時はどうなるかと心配されたが、午後から天候も回復し、公式練習走行が30分行われた。通常の予選ではQ1・Q2とノックアウト方式が取られるが、今回は時間の関係もあり、GT300・GT500ともに20分間の一発予選となり、緊迫した予選が繰り広げられた。

その中で61号車スバル「BRZ GT300」は井口選手が練習走行と予選を担当し、一時はトップタイムを刻みこのままポールポジションと思われた矢先に、55号車ARTA BMW M6 GT3に0.083秒差でトップを奪われ、予選2位に終わった。それでもここしばらく苦戦を強いられていたスバルチームには笑顔が溢れていた。

その後行われた、イベントスペースのスバルブースでトークショーの中でも、予選を担当した井口選手は「前戦の岡山が終わった後に非常に落ち込みましたが、ファンの応援の元、今日の結果に繋がって良かったです」と笑顔が溢れていた。また予選日にステアリングを全く握らなかった山内選手は「井口選手の頑張りを応援していましたし、走りを見ていても『イケる!』と信じていました」とパートナーの走りをしっかりと見つめていた。

トークショーでは来週に迫った「ニュルブルクリンク24時間レース」についても語られた。ゲストとして松田晃司が登場、ニュルブルクリンク24時間レースの怖さや難しさなどを語った。松田は2008・2009年にスバル「WRX STI」のステアリングを握り、現在はスバルのパブリックビューイングや、ニュルブルクリンク24時間レースでも現地からレポーターとして活躍をしている。

スバルでのチャレンジは4年目となる山内選手は「最初は怖かったですけど、チームの無線で常に変化する状況を伝えてもらい、コミュケーションを取ることで安心してアタックできています」と語った。また去年までは他チームで参戦し、すでにニュルブルクリンク24時間は7年も経験している井口選手は「今まではFR車で走って、今年初めてスバル・AWD車に乗りましたが、ものすごく安定していてどこまでもイケるような感じになりました」とスバル車の安定性についても語られた。

《雪岡直樹》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る