座席はすべて天窓付きのグリーン席…伊豆の魅力を発信する観光列車 2020年春から運行へ

鉄道 企業動向
各車の側面上部に天窓を設けて眺望性を向上させた伊豆エリア向け新観光列車用車両E261系のイメージ。8両編成2本が新造される予定。トータルデザインはクルーズトレイン「トランスイート四季島」などを手がけた工業デザイナー・奥山清行氏が代表を務める「KEN OKUYAMA DESIGN」が担当。
各車の側面上部に天窓を設けて眺望性を向上させた伊豆エリア向け新観光列車用車両E261系のイメージ。8両編成2本が新造される予定。トータルデザインはクルーズトレイン「トランスイート四季島」などを手がけた工業デザイナー・奥山清行氏が代表を務める「KEN OKUYAMA DESIGN」が担当。 全 2 枚 拡大写真

JR東日本は5月8日、伊豆エリアへ向けた新たな観光列車を、2020年春から東京・新宿~伊豆急下田間で運行する予定であることを明らかにした。

この観光列車は特急として運行され、「E261系」と呼ばれる8両編成の新造特急型電車を2編成投入する。

E261系の車体は「伊豆の圧倒的で雄大な自然」を表現。車体色は基本カラーを「伊豆の海と空」をイメージした紺碧色とし、前面から屋根上にかけては「伊豆の砂浜が太陽の光を受けて金色に輝く様子」をイメージしたホワイト、側面は「溶岩地形である城ヶ崎海岸の黒々とした岩石」をイメージしたグレーとする。

8両編成のうち、1号車は座席配置を1+1列とした「プレミアムグリーン車」、2・3号車がグリーン個室、5~8号車が座席配置が2+1列としたグリーン車となる。また、4号車は麺料理を楽しめる「ヌードルバー」となる。定員は164人。

JR東日本ではこの新観光列車を通して「お客さまに伊豆の『本物の魅力』を体験していただくとともにこの『魅力』を世界に向けて発信する」としている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついに生産終了、スズキ『Vストローム650』がなぜ今も「傑作マシン」と語り継がれるのか
  2. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  5. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る