トヨタ自動車、2年ぶりの増収増益…最終利益36.2%増の2兆4939億円 2018年3月期決算

自動車 ビジネス 企業動向
豊田章男社長(2018年3月期 決算説明会)
豊田章男社長(2018年3月期 決算説明会) 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車は5月9日、2018年3月期(2017年4月~2018年3月)の連結決算を発表。2年ぶりの増収増益となった。

2018年3月期累計期間における日本、海外を合わせた自動車の連結販売台数は、同0.1%減の896万4000台でほぼ横ばいだった。日本での販売台数は同0.8%減の225万5000台、海外は同0.2%増の670万9000台。海外の内訳は北米が同1.1%減の280万6000台、欧州が同4.6%増の96万8000台、アジアが同2.8%減の154万3000台、その他が同3.3%増の139万2000台だった。

売上高は前年比6.5%増の29兆3795億円、2年ぶりの増収となった。また、営業利益は同20.3%増の2兆3998億円、税引前純利益は同19.4%増の2兆6204億円、純利益は同36.2%増の2兆4939億円だった。

営業利益の増減要因については、増益要因として、為替変動の影響が2650億円、原価改善の努力が1650億円、諸経費の低減ほかが600億円、その他の要因が154億円。一方、減益要因として、販売面での影響が1000億円あった。

今期の業績見通しについては、為替変動の影響を加味し、売上高は前期比1.3%減の29兆円、営業利益は同4.2%減の2兆3000億円、税引前純利益は同6.5%減の2兆4500億円、純利益は同15.0%減の2兆1200億円とした。なお、想定為替レートは、米ドルを前期比6円高の111円に変更、ユーロは130円を据え置いた。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  3. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  4. マセラティの最新スーパーカー『MCPURA』、北米デビュー
  5. 「アルパインスタイル仙台R4」がグランドオープン、待望の仙台エリアへ出店
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る