グラウンドゼロのユニットサブウーファー・続[カーオーディオ 製品選び]

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
グラウンドゼロ・GZRW 38XSPL-D2
グラウンドゼロ・GZRW 38XSPL-D2 全 1 枚 拡大写真

カーオーディオライフをさらに楽しんでいただけるよう、製品選びの“傾向と対策”を解説している。現在は「ユニットサブウーファー」にフォーカスし、各ブランドごとのラインナップや特長を紹介している。今回は引き続き「グラウンドゼロ」をフィーチャーする。

前回は「グラウンドゼロ」の上級「ユニットサブウーファー」について研究した。今回は主に、スタンダードグレードの製品について考察していく。

一旦、前回の話をおさらいしておきたい。「グラウンドゼロ」の「ユニットサブウーファー」は、まず33インチの巨大モデル『ザ・ジャーマネーター』があり、そして高音質モデル『GZPW リファレンス250』が用意されている。また『GZPWシリーズ』はハイパワーなモデルを中心に幅広いラインナップを持ち、それに続いて『GZNWシリーズ』が今年になって新たに投入される。

ここまでがミドルグレード以上のモデルなのだが、その次に続くモデルは、ぐっと手頃になってくる。シリーズ数としては“4つ”がラインナップするのだが、5万円台の製品は1機種あるだけで、あとはすべて5万円以下だ。

具体的に見ていこう。まず、高音質とコスパを両立させた『GZUWシリーズ』がある。サイズ違いで3モデルがあり、すべて2Ωダブルボイスコイルタイプとなっている。

これに続くのが『GZHWシリーズ』だ。こちらはどちらかというと“SPL”仕様となっている。なお、アルミニウムコーンが採用されているので、カスタムインストレーションをしようとするときにも存在感を発揮しやすい。こちらもサイズ違いで3モデルがあり、いずれも2Ωダブルボイスコイルタイプとなっている。

そして次には『GZRWシリーズ』が控える。こちらは、高効率・高性能をうたうタイプ。こちらも“SPL”仕様となっていて、やはりサイズ違いで3モデルがあるのだが(当シリーズのモデルもすべて2Ωダブルボイスコイルタイプ)、『GZUWシリーズ』と『GZHWシリーズ』が20cm、25cm、30cmの3機種だったのに対し、『GZRWシリーズ』は25cm、30cm、38cmの3タイプとなっている。

そしてもっともリーズナブルなシリーズが2018年に新投入される。それが『GZIWシリーズ』だ。やはりサイズ違いで3機種が用意されるが、こちらはサイズ的にもお手頃感が盛り込まれていて、16.5cm、20cm、25cmの3機種編成となる。なお磁気回路も、4Ωシングルボイスコイルというスタンダード仕様となっている。

超ハイパワーモデル、超高音質モデルを擁し、そしてハイパワーモデルを充実させ、さらにはベーシックモデルも多彩に用意する、というのが「グラウンドゼロ」の「ユニットサブウーファー」のラインナップの特長だ。重低音を得たい人、そして手頃なモデルの中から自分にぴったりなモデルを選び抜きたい人は、「グラウンドゼロ」に要注目。

さて次回は、アメリカンブランドの雄、「JLオーディオ」の「ユニットサブウーファー」について見ていく。お楽しみに。

【カーオーディオ】製品選びの“傾向と対策” Part.4「ユニットサブウーファー編」その11 続「グラウンドゼロ」研究

《太田祥三》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  2. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  3. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  4. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
  5. 「かっこよすぎて悶える」ホンダ『プレリュード』レーシングカー公開!SNSでは「来年が楽しみ」と活躍に期待
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る