トミーカイラZZ 同乗試乗、乗って印象が変わるEVの加速感…筑フェス2018

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筑波サーキット・カーフェスティバル2018でトミーカイラZZの同乗試乗会(2018年5月5日)
筑波サーキット・カーフェスティバル2018でトミーカイラZZの同乗試乗会(2018年5月5日) 全 22 枚 拡大写真

「一度クルマに乗っていただきたいですね。実際に乗ってみると印象が全然違うんです」と担当者が自信を見せるスポーツ電気自動車(EV)の『トミーカイラZZ』。

【画像全22枚】

同車を開発・販売するGLM(京都市)は5月5日、茨城県下妻市の筑波サーキットで行われた自動車総合ニュースメディア『レスポンス』のファン感謝デー内で同乗試乗会を実施した。共同開催で『筑波サーキット・カーフェスティバル2018(略称:筑フェス)』が催されていたこともあり、黄色いボディのトミーカイラZZは多くの注目を集めていた。

筑波サーキット・カーフェスティバル2018でトミーカイラZZの同乗試乗会(2018年5月5日)
スポーツEVならではの加速をウリにするトミーカイラZZだが、GLM広報スタッフは「クルマの加速がいいと言っても、“言葉で説明する加速”よりも“実際に体感する加速”の方がはるかに印象に残ります。乗ってもらってなんぼ、ということで機会をたくさん作っていくことができたらと思っています」と説明する。今シーズンは気候の良い夏場を中心に12回ほど試乗会を計画している。

2シーターのため同乗試乗では助手席に座ることができる。この日参加した4名の来場者に乗車後の感想をうかがうと、口をそろえたかのように「加速感」を絶賛した。

「加速感が全然違います。電気自動車という感覚は初めてでしたが、アクセルを踏むと即座に反応して一気に加速をするところが最高でした。普段レーシングカートに乗っているのですが、カートの乗り心地がもっと安定した感じです」

「アクセルを踏み込んでもらうとすぐにGを感じて、でも乗っていて安心できました。普通はスピードが出ると音が大きくなりますが、トミーカイラZZは静かでした」

「やはり加速感がすごいですね。普段電動バイクに乗っているのですが、インバーターの音などが聞こえたりします。ですがトミーカイラはそういう音もなくて。遮音対策もされているとは思いますが、音がないままにグーッと加速するのはすごいですね」

「クルマの形が好きでデザイン的な面でもいいですね。モーターで動くので、モーター音のヒューンという音がエンジン音とは違う意味でいいかなと思いました。トルクもあって、峠や高原の涼しいところを走ってみたいですね」

筑波サーキット・カーフェスティバル2018でトミーカイラZZの同乗試乗会(2018年5月5日)
筆者も4名の話を聴いた後に試乗させてもらった。半信半疑な気持ちだったが、かつて経験したことのない加速感を味わうことになった。トミーカイラZZが風を切る音にかき消されそうなほど静かなモーター音。アクセルが踏まれると流れる景色のスピードだけが変わっていく感じだ。

クルマというよりも遊園地のアトラクションに乗っているような気分になった。スピードが出ても、車体もモーター音も安定していた。前述のGLM広報スタッフの言葉に納得する。乗ってみると、そのスゴさがわかる。

トミーカイラZZには余計なものは一切付いていない。「快適装備があればいいかなと思いますが、軽さ(車重)とのトレードオフになる」と同乗試乗者のひとりが話してくれた。実際に運転するとなると快適装備が欲しくなるところだが、それでは今の性能を存分に引き出すことは難しいだろう。GLM広報スタッフも「快適装備を追加していくと普通のクルマになってしまいます」と笑う。

「そうすると面白い部分がなくなってしまう感じがするで、あえてパワステがない、トラクションコントロールなどもないものにしています。実際にクルマを操る感覚がワクワクにつながると思っています。それを感じてほしいです」



動力こそEVになったが、走行に直接関係のない装備は削ぎ落として「公道を走るレーシングカー」として1997年に発表された初代トミーカイラZZの魅力をそのまま現行トミーカイラZZも引き継いでいる。

「周りを気にせずクローズドのサーキットを走ってみたい」「海岸線で片手をドアに置きながら青空の下で走ってみたい」「箱根ターンパイクなどいいかも」「橋のある風景も似合いそう」

同乗試乗した4名が走ってみたい景色を思い描いた。スポーツEVの可能性を感じさせるトミーカイラZZは機会を見つけたらぜひ乗ってみてほしい。

《Hideyuki Gomibuchi》

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