BMW X3 xDrive 20dをリコール…燃料ポンプとリアスポイラーに不具合

自動車 テクノロジー 安全
燃料タンクの右側と左側の残量差を調整する燃料ポンプの製造工程において、燃料供給バルブを損傷させたため、作動不良を起こすものがある。そのため、燃料タンク内に燃料が残っていても燃料をエンジンに供給できず、最悪の場合、エンストするおそれがある。
燃料タンクの右側と左側の残量差を調整する燃料ポンプの製造工程において、燃料供給バルブを損傷させたため、作動不良を起こすものがある。そのため、燃料タンク内に燃料が残っていても燃料をエンジンに供給できず、最悪の場合、エンストするおそれがある。 全 2 枚 拡大写真

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は5月10日、『X3 xDrive 20d』の燃料ポンプとリアスポイラーに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2017年7月13日~2018年1月23日に製造された1215台。

燃料タンク右側と左側の残量差を調整する燃料ポンプについては、製造工程で燃料供給バルブを損傷させたため、作動不良を起こすものがある。そのため、燃料がタンク内に残っていてもエンジンに供給できず、最悪の場合、エンストするおそれがある。

リアスポイラーについては、製造工程管理が不適切なため、リアスポイラー取付けボルトが装着されていないものがある。そのため、走行中リアスポイラーから異音(風きり音)が発生し、最悪の場合、高速度で走行するとリアスポイラーが脱落するおそれがある。

改善措置として、 全車両、燃料ポンプを点検し、不具合のあるものは良品に交換する。リアスポイラーは全車両、当該ボルトが装着されているかを点検し、装着されていない場合は取り付ける。

不具合は燃料ポンプで3件発生、リアスポイラーは0件。いずれも事故は発生していない。

燃料ポンプについては市場からの報告により、リアスポイラーについてはドイツ本国からの情報により届け出た。
移動ロスを極力短く、有益な時間を創出したいという理念が社名に込められているそうだ。同社は1998年に世界初…

《丹羽圭@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る