ジャパントラックショー2018会場(12日まで、パシィフィコ横浜)ではトラック用の部品・用品や運行管理系の展示が目立つ中、桑野工業のブースでは働く人のために開発されたサポート用品『腰ホッと。』と『カルタック』の2モデルを展示していた。
仕事での運転は長時間になりがち、腰痛などで悩んでいるドライバーも多いという。そんな働くドライバーに向けて開発中なのがヒーター内臓ランバーサポート腰ホッと。だ。2段階温度調節機能付きで優しく、安全に腰をじんわり温める構造だ。適度な硬さと弾力で腰にフィットする曲面を持ち、運転中の集中力を増加させる。眠気を防ぎ、渋滞のイライラ軽減にも期待できるという。
カルタックは軽量化で働き手の負担を軽減させるスライド式折りたたみハンドカート。レバーを倒せばサイドプレートがするするっとセンターにスライド収納されコンパクトなサイズになる。その分場所を取らないので、狭い車室内でも荷物を多く積めるというアイディア製品だ。
現状はプロトタイプだが、実用新案登録出願済。展示会でのユーザーボイスをもとに改善して秋に上市する予定だ。