【ニュル24時間】トヨタGAZOOレーシング、SP-Proクラス1位・総合96位で完走

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トヨタGAZOOレーシングチーム
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トヨタGAZOOレーシングは、5月10日から13日にドイツで開催された第46回ニュルブルクリンク24時間耐久レースに「レクサス LC」で参戦、SP-Proクラス1位、総合96位で完走した。

トヨタは、ボデイの軽量化や高剛性化、ドライバー支援技術、エアロダイナミクス、燃費向上技術など、レクサス LCに将来市販車への採用を目指す先行開発技術を搭載。土屋武士選手をはじめ、若手の松井孝允選手、蒲生尚弥選手、中山雄一選手の4名でレースに挑んだ。

10日・11日に行われた予選の結果、レクサスLCは8分34秒591を記録し、総合32位で決勝を迎えた。出走台数147台となった決勝レースは、現地時間12日15時30分にスタートし、松井選手がスタートドライバーを担当。スタート直後の接触で車両へのダメージが心配されたが、緊急ピットインまでには至らず、ルーティーンのピットインで処置を実施。その後も、パワートレーン・ブレーキ・タイヤ・電気系等のトラブルが発生したが、そのたびにドライバー、メカニック、エンジニアが迅速かつ確実に対応し、クルマを再びコースに送り出した。

13日早朝6時30分以降は、大きなトラブルなく周回を重ねていき、徐々に順位をアップ。そして、15時30分にチェッカーフラッグが振られ、レクサスLCは総合96位、SP-Proクラス1位で無事完走を果たした。

GAZOOレーシングカンパニープレジデントの友山茂樹氏はレースを終え「ここニュルブルクリンクで得られた知見や、鍛えた技術は、GRブランドの各モデルに採用されていくばかりでなく、今後トヨタ自動車が投入する市販車の数々に、必ずや活かしていく。トヨタの”もっといいクルマづくり”と、それを支える”人づくり(人材育成)”に終わりはない。そのためにも、これからもニュルへの挑戦を続けていく」とコメントしている。

《纐纈敏也@DAYS》

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