オーストラリアのカンタス航空は5月15日、テスラ『モデルX』の「P100D」が、ボーイング『787-9 ドリームライナー』の牽引に成功した、と発表した。
モデルXのP100Dは、シリーズの頂点に位置する高性能グレード。バッテリーは、蓄電容量を100kWhへ大容量化。これにより、1回の充電での航続を拡大する。
さらにP100Dでは、「ルーディクラス」(Ludicrous)と名付けられた加速モードを採用。P100Dはルーディクラスモードの場合、0~96km/h加速は2.9秒と、3秒を切る圧倒的な加速性能を実現した。
このモデルXのP100Dが、カンタス航空のボーイング787-9 ドリームライナーの牽引に挑戦。重さ130トンのボーイング787-9 ドリームライナーを、300m牽引することに成功した。カンタス航空は、ギネスワールドレコードの量産乗用EVによる重量物牽引カテゴリーの新記録、としている。