スズキ キザシ、CVT不具合でリコール…加速困難となるおそれ
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キザシは2009年から2015年までスズキが生産していたグローバル向けフラッグシップモデル。2.4リットル4気筒エンジンを搭載する4ドアセダンで、日本国内では覆面パトカーに数多く導入されたことでも知られる。
今回のリコールは、CVTコントローラの不具合。内部基板に装着している抵抗の製造管理が不適切なため、接合部に亀裂が生じて、抵抗値が高くなることがある。そのため、CVTの油圧制御が不良となり、走行中に車速が低下し、加速が困難になるおそれがある。
改善措置として、全車両、CVTコントローラを良品と交換する。
不具合は5件発生、事故は起きていない。市場からの情報により届け出た。
《纐纈敏也@DAYS》