スズキ キザシ、CVT不具合でリコール…加速困難となるおそれ

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スズキ・キザシ
スズキ・キザシ 全 2 枚 拡大写真

スズキは5月17日、4ドアセダン『キザシ』のCVTコントローラに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2012年7月19日から2015年12月18日に製造された2390台。

キザシは2009年から2015年までスズキが生産していたグローバル向けフラッグシップモデル。2.4リットル4気筒エンジンを搭載する4ドアセダンで、日本国内では覆面パトカーに数多く導入されたことでも知られる。

今回のリコールは、CVTコントローラの不具合。内部基板に装着している抵抗の製造管理が不適切なため、接合部に亀裂が生じて、抵抗値が高くなることがある。そのため、CVTの油圧制御が不良となり、走行中に車速が低下し、加速が困難になるおそれがある。

改善措置として、全車両、CVTコントローラを良品と交換する。

不具合は5件発生、事故は起きていない。市場からの情報により届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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