減速進行していた前走車に追突、大型トラックの運転者が死亡

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工事に伴う車線規制や速度規制の実施によって減速していたトラックに対し、後続のトラックが追突した。追突側のトラックは速度を落としておらず、運転席の大破によって運転者か死亡している。

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24日午後1時ごろ、福島県福島市内の東北自動車道上り線を走行していた大型トラックに対し、後ろから進行してきた別の大型トラックが追突する事故が起きた。この事故で追突側のトラック運転者が死亡している。

福島県警・高速隊によると、現場は福島市山田付近で片側2車線の直線区間。直前から工事に伴う車線規制と速度規制が実施されており、大型トラックは約50km/hの速度で走行していたところ、後ろから減速しないまま進行してきた別の大型トラックが追突した。

追突してきた側のトラックは運転席部分が大破。運転していた千葉県佐倉市内に在住する57歳の男性は近くの病院へ収容されたが、胸部強打が原因でまもなく死亡した。被追突側のトラックを運転していた71歳の男性も頚部打撲などの軽傷を負っている。

現場は見通しの良い区間。工事区間からは約1km離れていた。警察では追突側トラックの前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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車線規制や速度規制が実施されたばかりのタイミングだったが、規模の小さな渋滞は始まっていたようだ。見通しが良い区間のため、追突側の前方不注視や漫然運転が事故につながったとみられる。

《石田真一》

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