小型360度ドラレコや電動スーパーチャージャーに注目集まるHKS…人とくるまのテクノロジー2018

自動車 ニューモデル モーターショー
HKS(人とくるまのテクノロジー2018)
HKS(人とくるまのテクノロジー2018) 全 8 枚 拡大写真

オリジナルマフラーやサスペンションなど、自動車用チューニングパーツメーカーというイメージが先行するエッチ・ケー・エス(HKS)が、IoTコネクティッドサービス領域の新たなアイテムを「人とくるまのテクノロジー展」で公開し、注目を集めた。

それは、手のひらにのるほどの大きさのHBAS-DR1ドライブレコーダーモデル。HKSがつくる車載デバイスの最新モデルで、360度カメラ、6軸モーションセンサ、2.8インチ液晶、外付けバッテリーなどが新たにセットになった小型デバイスだ。

注目は360度カメラの描画範囲。手のひらにのるほどのサイズの球体カメラが、前後左右、バードビューと、あらゆる角度からの視点で、さまざまな車両情報を確認・記録できる。

同社は、こうしたHKS IoTコネクティッドサービスに興味をもつ来場者に「プロジェクトにあわせて実機で検証を始められる」「選択したモデルの機能すべてをテスト・検証できる」「カット&トライで最適な車載機能を構成できる」「従来よりも開発期間とコストを削減できる」とアピールしていた。

また、「ユーザーの仕様にあわせて専用開発できる」とうたう電動スーパーチャージャのまわりにも絶えず人が集まった。「従来の排気ターボのみでは改善が難しい、低速領域での過給性向上を図る電動スーパーチャージャーを提案」と同社。

この電動スーパーチャージャは、ホイール・モーター・インバーターの順に組み合わさった機電一体構造で、電気的損失を少なくし、小型化を実現したモデル。これをインタークーラーとスロットルの間に組み込み、バイパスバルブも追加する。

「電動スーパーチャージャを追加することで、低回転域は電動、中・高回転域では排気ターボが加給するという双方の特長をいかしたシステムを構築できる」

同社はこの電動スーパーチャージャについて「要求内容によって、過給機・モーター・インバータの仕様は変更できる」ともアピールしていた。

《レスポンス編集部》

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