プロショップが教える DIATONE の楽しみ方 Part. 2

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サウンドステージ(香川県)。
サウンドステージ(香川県)。 全 12 枚 拡大写真

国産カーオーディオブランドの雄、"DIATONE"の実力と魅力を改めて深掘りすべく、各地のカーオーディオ・プロショップを訪ねている。今月は、四国の人気ショップ2店にお邪魔しそれぞれで訊いてきた、"DIATONE"ならではの良さと楽しみ方のコツを紹介する。

第2回目となる今回は、香川県の名店『サウンドステージ』のインストーラー向山(さきやま)さんに訊いた話を紹介していく。

■『DIATONE SOUND.NAVI』なら、気楽にカーオーディオと向き合える。

向山さんは、『DIATONE SOUND.NAVI』並びに"DIATONE"の最新スピーカー『DS-G300』を特に推しているという。その理由を訊くべく、まずは『DIATONE SOUND.NAVI』の初登場時のことを振り返ってもらった。

「初代モデル『NR-MZ60シリーズ』のインパクトは相当に大きかったです。フロント2ウェイスピーカーをマルチ制御できるAV一体型ナビはそれまではありませんでしたから。ハイエンドメインユニットでありながらナビ機能も付いていて、しかもテレビもDVDも観られる。画期的でしたね」

『DIATONE SOUND.NAVI』ならではの良さを、さらに教えてもらった。

「『DIATONE SOUND.NAVI』は、幅広い層におすすめできるところが特長です。これからカーオーディオを始めてみようと思っている方から上級者まで、さまざまな方に使っていただいています。

なお当店では、ハイエンドを極めた方に敢えて、『DIATONE SOUND.NAVI』を核とするライトなハイエンドシステムをお薦めすることもあります。高音質を突き詰めていくと、システムも大がかりになりますし負担が大きくなるのも事実です。その点『DIATONE SOUND.NAVI』なら、内蔵アンプシステムでも調整機能である程度のところまで持っていけますし、スピーカーも基本的なことをしっかりと行って取り付ければ、インナーバッフル(ドアの内張りパネル内に収める取り付け方)でもしっかり鳴らせます。効率的に高音質を楽しめるんです。『DIATONE SOUND.NAVI』なら、気楽にカーオーディオと向き合えます」

■変えたいと思ったときにすぐ、調整機能を触れることも利点。

『DIATONE SOUND.NAVI』ならではの、楽しみ方のコツも教えてもらった。

「『DIATONE SOUND.NAVI』をお使いならば、ぜひともサウンドチューニングにも挑戦していただきたいと思うんです。『DIATONE SOUND.NAVI』は調整がしやすいこともストロングポイントですから。

調整をパソコンで行うタイプだと、ご自分でやってみようという気持ちになりにくいですよね。しかしこれなら、ちょっと変えてみようと思ったときにすぐに実行に移せます。

せっかくの機能ですから、いろいろと試してみたほうが絶対に楽しいと思うんです。お店で調整したデータをメモリーしておけば元に戻すことも簡単ですし。当店のお客様にもご自分で調整されることをお薦めしています。そして、分からなくなったらいつでもお店に来ていただいています」

さらには、これからカーオーディオを始めてみたいという方に向けての、お薦めのスタートプランも訊いてみた。

「当店では、音を良くしたいけれど何から始めればいいのかわからないという方には、『DIATONE SOUND.NAVI』をお薦めしています。最初はスピーカー交換から始められる方も少なくないですが、もっともお薦めなのは何かと聞かれたら、『DIATONE SOUND.NAVI』です。システムの頭脳を良くすればそれだけで状況を大きく変えられますから。

初めての方には特に、音が良くなる感動を最大限に味わっていただきたいと思っています。『DIATONE SOUND.NAVI』を選んでいただければ、大きな感動を得られます」

■『DS-G300』なら安心して長く使える。取り付け性も高い。

最新スピーカー、『DS-G300』についても訊いてみた。

「『DS-G300』は、素直で真面目な音が聴けるスピーカーです。とても気に入っています。ロックからクラシックまで、なんでも楽しめますし。

ちなみに当店では、最初のスピーカーとしては6万円台のモデルをスタートラインとして考えています。そのクラスになると長く使えますから間違いがないんです。

『DS-G300』はそれよりもさらに2万円高くなるのですが、それでもこれがイチ推しです。やっぱり国産モデルは安心感が高いですし、"DIATONE"には『DS-SA1000』という高級機や上級機の『DS-G500』があり、『DS-G300』にはそれらの技術が落とし込まれています。最新モデルですから、上級機よりも進化している部分もありますし。

従来機の『DS-G20』に変わって登場した製品ですから、名前が"DS-G200"でも良かったと思うのですが、それが"300"となっているところからもメーカーとしての自信がうかがえます。

また『DS-G300』はトゥイーターが小ぶりなので、Aピラーに埋め込んだときにキレイに仕上がりやすい。そこも利点だと思っています。トゥイーターの装着位置として、Aピラーはお薦め度が高いです。工賃もそれほどかかりませんし、高さや角度の自由度も上がるので音も追い込みやすいですし。『DS-G300』は取り付け性においてもアドバンテージがあります」

■『DIATONE SOUND.NAVI』から始めて、興味が湧けばできる範囲でステップアップを。

なお、取材当日には、"DIATONE"愛好家の方のクルマ(スバル・WRX)も見せてもらえた。

「『DIATONE SOUND.NAVI』を付けたことで、カーオーディオの楽しさと"DIATONE"の良さに目覚められたという一例として紹介させていただこうと思って。

最初はスバルのディーラーオプションで『DIATONE SOUND.NAVI』を付けられて同時にスピーカー交換もされていたのですが、大音量で音楽を楽しまれる方なのでスピーカーがそれに追いつかず…。もっと音を良くしたいということでスピーカー交換をすべくご来店され、"DIATONE"の『DS-G500』を装着されました。

結果、音の変化に感動されてもっと音を良くしたいという気持ちになられ、"DIATONE"のフラッグシップスピーカー『DS-SA1000』を装着されるまでに。低音が大好きな方ですから、"DIATONE"のサブウーファー『SW-G50』も2発搭載されています。最近では、待望の8インチモデルが登場したことで『NR-MZ300PREMI』にも交換されました。"DIATONE"ならここまで楽しめます。

まずは『DIATONE SOUND.NAVI』から始めていただきたいですね。そのときスピーカーは純正のままでもいいと思います。その後にもしも、スピーカーを換えたらどうなるんだろうとご興味が湧いてきたら、スピーカー交換を試していただいて。以降はサブウーファーの追加、電源強化等々、できる範囲の中で段階を経て楽しまれるといいと思います。

ところで、5月27日に愛媛県今治市"道の駅多々羅しまなみ公園"で開催される『中四国オートサウンドフェス』では、ご紹介したスバル・WRXもエントリーしていますので、当店のブースまでお越しいただければ試聴していただけます。お気軽にお声かけいただきたいですね」

向山さんに訊いた話は以上だ。"DIATONE"の良さと、楽しみ方のコツについてたっぷりと教えてもらえた。"DIATONE"に興味を持っている方は、向山さんの話を大いに参考にしていただきたい。

なお、話にも出てきた『中四国オートサウンドフェス』には、"DIATONE"のメーカーデモカーも来場する。"道の駅多々羅しまなみ公園"がそれほど遠くないという方は、ぜひドライブがてら会場まで。

プロショップが教える"DIATONE"の「魅力」と「楽しみ方」。Part.2

《太田祥三》

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