【スーパーフォーミュラ 第3戦】東北SUGO戦、走行初日は王者・石浦宏明が1番時計

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トップタイムをマークした#1 石浦宏明。
トップタイムをマークした#1 石浦宏明。 全 8 枚 拡大写真

25日、全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)第3戦の金曜フリー走行(専有走行)が宮城県のスポーツランドSUGOで実施され、前年チャンピオンの石浦宏明がトップタイムをマークした。

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今季のSFは開幕から約1カ月半でシリーズ前半の3戦をこなすハードスケジュール。そのなかで前戦の九州オートポリス戦が荒天により決勝中止となってしまったため、今回の東北SUGO戦が実質2戦目というかたちになる。

今回も11チーム19台が参戦。前戦と比べてのエントリー変更は1台で、レギュラーの福住仁嶺がFIA-F2参戦で第2~4戦欠場中の15号車(TEAM MUGEN/エンジンはホンダ)には昨年のマカオF3ウイナーであるダニエル・ティクトゥムが起用され、SF初参戦となる(前戦で#15に乗った阪口晴南は今回、併催の自身主戦場=全日本F3に参戦)。

1時間の金曜フリー走行は13時15分から開始された。翌日の予選とほぼ同じ時間帯になるが、この日はかなり暑く、路温は44度に達したという。例によってソフトタイヤでこのセッションを走る陣営は多くなく、大半がミディアムタイヤで走行を重ねている印象の流れに。そのなかでトップタイムをマークしたのは#1 石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING/トヨタ)だった。ある程度以上マイレージを重ねたミディアムタイヤで、1分07秒151をマーク。

近年は9~10月の開催が続いていたSUGO戦、2015 & 17年王者 #1 石浦と16年王者 #2 国本雄資を擁する現代最強陣営セルモインギング(JMS P.MU/CERUMO・INGING)にとっては、あまり相性のいいラウンドではなかった。特に16年は厳しい戦況にあったが、#1 石浦は「昨年、一昨年とSUGOではグリップ不足を感じていたのですが、今回は今のところ全然いいですね。もちろん、これから路面が良くなっていった時にどう変化するか、そして(今日は履いていない)ソフトでどうかがまだ分かりませんけどね」と、まずまず好感触のようだ。

さらに#1 石浦は「去年も決勝ペースは良かったですし、それが今年(ここまで)に活かせていると思います。それと前戦オートポリスは決勝中止になってしまいましたが、予選まで走れたなかでいろいろと得られたこともありました。特にミディアムの使い方が分かってきた部分があり、それもここに活かせていますね」と語り、SUGO向けのみならず、シーズンの流れのなかでの向上にも実感ありの雰囲気。予選~決勝へ向け「しっかり前に進みたいと思います」。内容も結果も前へ、というところだろう。

これまで好相性とはいえなかったSUGOを初制覇すれば、#1 石浦は2年連続通算3度目となる王座獲得への強固な橋頭堡を築ける。それに向けての出足は良好だ。

ただ、#1 石浦はSUGO戦2年連続勝優勝中の#19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL/トヨタ)への警戒の念も強めている。

実はこの日の走行セッションは2度の赤旗中断アクシデントがあり、2度目の赤旗で約4分を残し終了となったのだが、この2度目の赤旗は#19 関口のストップが原因。だが#19 関口はその直前に、かなりマイレージの進んだ状態とみられるミディアムで1分07秒179と、#1 石浦とほとんど変わらないタイムをマークしていたのだ。#19 関口のSUGO戦3年連続優勝なるかどうかも、今大会の焦点である。

3番手タイムは今季開幕戦ウイナー、13年王者の#16 山本尚貴(TEAM MUGEN/ホンダ)で1分07秒345。4番手は実力者の#17 塚越広大(REAL RACING/ホンダ)、5番手には今季新人の#50 千代勝正(B-Max Racing team/ホンダ)がつけている。デビュー戦となる#15 ティクトゥムは1分07秒777で10番手。

SF第3戦SUGOの3段階ノックアウト式予選は、明日(26日)の13時20分に開始される。

《遠藤俊幸》

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