【第102回インディ500】カーブデーのトップはカナーン、琢磨は6番手に巻き返し

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佐藤琢磨は6番手のスピードを記録
佐藤琢磨は6番手のスピードを記録 全 5 枚 拡大写真

インディ500では最終練習日が決勝レースの2日前に設けられている。その昔、キャブレターの調整を行っていたことから「カーブレーション(キャブレーション)デー」あるいは「カーブデー」と呼ばれる。

25日午前11時からのわずか1時間の走行で決勝レースでのセッティングを探る忙しいセッションだ。トップのスピードを記録したのはヴェテランのトニー・カナーン(A.J.フォイト・エンタープライゼス)だった。2番手のスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)に平均時速にして実に2マイルもの差をつけた。

しかしながらインディアナポリスでは前走者のドラフティングが大きくスピードに影響を及ぼすので一概に最高速だけで比較はできないのだが。

佐藤琢磨は6番手でディフェンディング・チャンピオンとして存在感を示した。

佐藤琢磨・談

忙しいセッションでした。ピット・ストップの練習もして、走ることに関するプラクティスは45分間でした。僕らのセッションは割と充実していたと思います。

足回り関係のセッティングを幾つかトライ出来ました4回くらい変えられました。それで良いものも見つかったし、分からなかったものもありました。その辺りはデータが残っているので、決勝に向けて最後の仕上げをします

今日の走行で自分たちは一歩前進出来たと思います。まだ実はぜんぜん満足してはいないのだけれど、これまで走った中では最も良い感触だったのでレースに向けては良い方向に向かっていると思います。パックの中での走りについてマシンの方向性に良い兆しが見えたというか。まだ満足してはいないですけれどね。

月曜日の苦労していた部分からは抜け出し、狙っていたバランスとグリップになってきました。ただ今日も気温、路面温度ともに上がった後半はかなり滑っていました。レースデーはもっと気温が高くなると聞いているので相当厳しい戦いになると思います」

《重信直希》

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