鉄道総研のスーパーコンピュータがパワーアップ…処理能力は更新前の5倍に

鉄道 企業動向
クレイ・ジャパン・インクの中野守社長(右)とともに、クレイ社製の新しいスーパーコンピュータの前でテープカットを行なう鉄道総研の熊谷則道理事長(左)。
クレイ・ジャパン・インクの中野守社長(右)とともに、クレイ社製の新しいスーパーコンピュータの前でテープカットを行なう鉄道総研の熊谷則道理事長(左)。 全 1 枚 拡大写真

公益財団法人鉄道総合技術研究所(鉄道総研)は5月25日、スーパーコンピュータの更新を行なったことを明らかにした。

鉄道システムのシミュレーション解析対象をより実物に近づけること、「ICT」と呼ばれる情報通信技術(Information and Communication Technology)の推進を図るために、およそ1年半の検討期間を経て更新されたこのスーパーコンピュータは、米国クレイ社製の『XC50』と呼ばれるのもの。

更新前は大規模並列計算機の役割を果たしていた『XC30』と、多目的汎用計算機の役割を果たしていた『CS300』を使用していたが、今回の『XC50』は両方の役割を兼ねており、処理能力はおよそ5倍に達しているという。

今回の更新に際し、鉄道総研の熊谷則道理事長は、鉄道の安全や技術の向上に貢献することで鉄道をより魅力的なものにしていくのが鉄道総研の役割とした上で、「今回のスーパーコンピューターを150%、200%使い、次の更新までコンピューターがへとへとになるくらい使いこみ、成果を出していくことを期待しております」と述べている。

鉄道総研は、鉄道技術や鉄道労働科学に関するさまざまな研究開発や調査などを行なっているJRグループの公益財団法人で、国鉄時代の鉄道技術研究所や鉄道労働科学研究所などがその前身。1986年12月に設立され、1987年4月のJRグループ発足時に業務を承継した。国鉄時代と同じく東京都国分寺市に本拠を置いている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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