MTXオーディオのユニットサブウーファー[カーオーディオ 製品選び]

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「MTXオーディオ」サブウーファーの装着例(製作ショップ:施音人工房)。
「MTXオーディオ」サブウーファーの装着例(製作ショップ:施音人工房)。 全 1 枚 拡大写真

カーオーディオライフをさらに充実したものにしていただくべく、ユニットチョイスの“傾向と対策”を解説している。現在は、「ユニットサブウーファー」の、ブランドごとのラインナップ研究をお届けしている。今週は「MTXオーディオ」をフィーチャーする。

「MTXオーディオ」も、歴史の長いアメリカンカーオーディオブランドの1つだ。そして当ブランドもまた、「ユニットサブウーファー」を豊富に取り揃えている。

現在、日本で手にできる同社の「ユニットサブウーファー」は5ラインある。その中でトップエンドとして君臨するのは…。スーパーサブウーファー『JACK HAMMER』だ。幅56cm、高さ58.5cm、そして総重量は167kgという超ビッグサイズにして、最大入力はなんと1万2000W(スペックはすべて『T9922-22』のもの)。世界最大級のスペシャルモデルとなっている。

ちなみに、価格もスーパーだ。角形の『T9924-22』と丸形の『T9922-22』との2種類があり、角形がなんと220万円(税抜)丸形が198万円となっている(ともに2Ωダブルボイスコイルタイプ)。

それに、ハイパワーとパフォーマンスそして高耐久性を誇る『95シリーズ』が続く。当シリーズには、30cmモデルと38cmモデルの2機種がラインナップする。定格入力は30cmモデルで1200W、38cmモデルで1500Wを誇っている(ともに2Ωダブルボイスコイルタイプ)。

そしてそれに続くのが、『75シリーズ』だ。こちらも30cmモデルと38cmモデルとがあり、それぞれに2Ωダブルボイスコイルタイプと4Ωダブルボイスコイルタイプの2機種が用意されている。

また『75シリーズ』とほぼ同クラスの“スクエアタイプ”、『S65シリーズ』もラインナップ。角形であるがゆえ振動板の面積を広く確保できるために、口径的にはワンサイズ小さい25cmモデルと30cmモデルの2機種でシリーズが構成されている(ともに4Ωダブルボイスコイルタイプ)。

そして最エントリーラインとして『35シリーズ』が存在している。低価格ながら上級機の技術が注入された、コスパに優れたシリーズだ。こちらも用意されているモデルは2機種。25cmと30cmの2タイプがあり、ともにボイスコイルタイプは4Ωシングルボイスコイルとなっている。取り付け奥行きも比較的に短めで(25cmモデルで117.4mm)、実用性もなかなかに高い。

「MTXオーディオ」といえば、音質とパワーを兼ね備えた製品を広く用意しているが、ことサブウーファーに関しては、“パワー押し”の印象も強い。力強い低音を望むのであれば、「MTXオーディオ」にもご注目を。

今回は以上だ。次回も「ユニットサブウーファー」の製品分析を続行する。お楽しみに。

【カーオーディオ】製品選びの“傾向と対策” Part.4「ユニットサブウーファー編」その14 「MTXオーディオ」研究

《太田祥三》

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