スバル アイサイト、歩行者との衝突事故を4割減少…米調査

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最新アイサイトを搭載するスバル アセント
最新アイサイトを搭載するスバル アセント 全 1 枚 拡大写真

SUBARU(スバル)の米国法人、スバルオブアメリカは5月30日、「アイサイト」が米国HLDI(ハイウェイ事故データ研究所)の調査において、歩行者との衝突防止に有効であることが確認された、と発表した。

HLDIによると、第2世代のアイサイト搭載車は、歩行者に関連する可能性のある事故での保険金の請求率を、アイサイトなしの車両に比べて、41%減少させているという。

スバルが開発したアイサイトは、2013年モデルの『レガシィ』と『アウトバック』に初採用。現在の第2世代のアイサイトは、機能の向上と検出範囲の拡大を図り、2015年に導入された。

アイサイトは、フロントガラスの上部に2つのカメラを搭載。このカメラから得られたステレオ画像を処理して、前方を走行する車両、障害物、車線、その他の物体を認識する。アイサイトは、歩行者を検出することができ、衝突を軽減または回避する。特定の状況下では、アイサイトは車両を完全に停止させ、衝突を回避することができる。

HLDIのマット・ムーア副代表は、「今回のデータは、アイサイトが歩行者との衝突を含む多くの事故を回避していることを明確に示すもの」と述べている。

《森脇稔》

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