アウディ初のEV、e-tron…SUV世界最高の空力性能で航続400km実現へ

エコカー EV
アウディ e-tron のプロトタイプ
アウディ e-tron のプロトタイプ 全 3 枚 拡大写真

アウディは5月30日、8月に発表予定のブランド初の市販EV、『e-tron』がSUV世界最高のエアロダイナミクス性能を実現すると発表した。

アウディはドイツ・インゴルシュタットの研究開発センターにおいて、e-tronのプロトタイプによる延べ1000時間に及ぶ風洞実験を実施。その結果、e-tronの空気抵抗係数を示すCd値は、0.28とSUVで世界最高の性能を実現する。

e-tronでは、アンダーボディを完全にフラットとし、空気抵抗を低減。パッセンジャーセルの下には、アルミパネルが取り付けられ、高電圧バッテリーを保護する。そのボルト止め部分には、ゴルフボールのディンプルに似たボウル状のくぼみがあり、これが空気の流れをコントロールする効果を発揮するという。

また、e-tronのボディサイドでは、ホイールアーチにダクトを組み込み、19インチホイールの外側を通過するように空気を流す。アウディは、およそ400kmの航続実現にエアロダイナミクス性能は非常に重要、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  5. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る