スバル、燃費・排出ガス測定で再調査 17時から社長会見

自動車 ビジネス 企業動向
スバル本社ビル(渋谷区)
スバル本社ビル(渋谷区) 全 1 枚 拡大写真

スバルは5日、群馬製作所本工場と矢島工場の出荷前に実施される完成検査で、燃費・排出ガスの抜き取り測定の新たな不適切事案が判明したことを公表した。

同社は4月27日に同様の測定で不適切な事例があったことを国土交通省に報告したが、さらに拡大した。5日14時時点で公表した事案は2つ。

燃費・排出ガス測定試験の実施で、法令で定められた速度を離れて運転。逸脱時間が許容されている範囲を超えて、測定を失敗(トレースエラー)したにも関わらず、検査済みとして処理した事例があった。

試験室内の湿度を管理する必要があったが、法令で定められた湿度(30~75%)を逸脱しているにも関わらず、そのまま測定して検査済みとして処理した事例があった。

燃費・排出ガスの測定は、測定データの書き換えだけでなく、測定方法そのものが適切に行われていなかったことになり、同社の完成検査の適格性が根本から揺らぐことになる。

5日17時から吉永泰之社長が会見を行う。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る