キャデラック、新型クロスオーバー車に「V2X」搭載へ 2023年までに

自動車 テクノロジー ネット
キャデラックCTSのV2Vシステム
キャデラックCTSのV2Vシステム 全 2 枚 拡大写真

キャデラックは6月6日、2023年までに市販する新型クロスオーバー車に、「V2X」コミュニケーション技術を搭載すると発表した。

キャデラックは2017年、『CTSセダン』に「V2V」(車車間通信)を導入。これを一歩進めて、2023年までにV2Xの実用化を目指す。

V2Xは、通信が車車間に限定されるV2Vとは異なり、車とあらゆるモノとの直接通信を可能にするもの。セルラーV2Xでは、ミリ波レーダーやレーザースキャナー「LIDAR」、カメラシステムなどの車両に搭載されたセンサー技術により、車両の通信能力を向上させることが見込まれている。

V2Xを利用すると、危険な道路状況や信号機の状態、道路工事の状況などを、車両に通知できる。キャデラックは、事故を回避するために、ドライバーに危険情報を警告することも可能、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  3. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  4. 公取委、ダンロップに行政処分 全天候型タイヤ「安売り阻止」疑い[新聞ウォッチ]
  5. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る