VW、電動車向けの次世代バッテリーの開発に量子コンピューターを導入

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フォルクスワーゲンの電動車向けの次世代バッテリーのイメージ
フォルクスワーゲンの電動車向けの次世代バッテリーのイメージ 全 1 枚 拡大写真

フォルクスワーゲングループは6月7日、電動車向けの次世代バッテリーの開発に、量子コンピューターを導入すると発表した。

フォルクスワーゲングループは2017年11月、グーグル(Google)と量子コンピューターの分野で提携。量子コンピューターは、次世代の高速コンピューター。従来のスーパーコンピューターよりも非常に速く、非常に複雑なタスクを解決することができる。

フォルクスワーゲングループはグーグルと提携し、量子コンピューターの研究開発に取り組む。量子コンピューターを渋滞解消に利用したり、新しい機械学習プロセスによる人工知能(AI)の研究に生かしている。

フォルクスワーゲングループは今回、電動車向けの次世代バッテリーの開発に、量子コンピューターを導入すると発表。フォルクスワーゲングループは、高性能電動車用の次世代バッテリー構造の研究に、量子コンピューターを利用していく。

すでにフォルクスワーゲングループのエンジニアは、量子コンピューターを使って、リチウム水素などの重要な分子をシミュレーションすることに成功。長期的には、量子コンピューターを活用して、電動車用バッテリーの化学構造をシミュレーションすることを目指す。

《森脇稔》

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